優秀な社員が辞める7つの兆候と引き止める具体的な対策

人材と人財

「なぜか優秀な社員に限って退職してしまう」

「辞めてしまった優秀な社員の代わりを探すのに苦労する」

この記事に興味を持っていただいた方は、このような悩みや不安を抱えているのではないでしょうか。

優秀な社員も最初は志望動機をもって応募し、面談に合格して入社した人材のはずです。しかし、そんな期待の人材が定着せず、退職してしまう原因はなんでしょうか。

今回は、優秀な社員が辞めてしまうよくある原因や辞める前の兆候、引き止める具体的な解決策をご紹介します。

優秀な社員の特徴

優秀な社員とは任された業務に対して、期待以上の結果を出せる人材です。会社の売上を増やし、組織に貢献し続ける人を指します。そして、将来的には会社の幹部候補になる人材です。

このような人材は主体性をもって行動ができるため、現在の職場が自分の将来やスキルアップに繋がるかを日々意識しながら働いています。そこにギャップが生じると辞めたくなるのかもしれません。

優秀な社員ほど辞めてしまう原因

成果に対する人事評価の不満

評価制度が曖昧だったり、年功序列の風潮で実力があっても出世ができない組織環境の場合、

  • 同期よりも売上を2倍上げているのに、給料がほぼ同じ
  • 明らかに自分の方が結果を残しているのに歴や年上という理由で出世してる

のような不当な状況といえます。

優秀な人材であれば転職にも困ることがないため、実力を認めてもらえる会社に転職してしまうでしょう。

成長できる未来像を想像できない

優秀な人材は、常に自分の市場価値を高めようとする傾向があります。

同じようなタスクが多い環境では学びがなくなり、更に成長できる場所を求めます。

業務量や業務時間が多い

優秀な社員は生産性が高いため、業務時間や業務量が通常の倍以上になっていないでしょうか。

優秀なだけにまわりの人から仕事を依頼されることも多くなると思いますが、長時間労働や休日出勤の関係でライフワークバランスが崩れると、

「自分だけたくさん業務をこなしている」

「良いように使われてるんじゃないか」

「今の会社は自分には合わない」

と不満に繋がってしまいます。

優秀な社員が辞める前の7つの兆候

①会社を休む機会が増える

会社を休むことが増えるのは、辞める兆候の典型的なパターンです。

新しい仕事のための資格勉強や転職活動をしている可能性が高いため、退職の意思が強い傾向にあります。

②仕事の熱意がなくなる

スキルを活かせないことや人事制度に対して不満がある場合、仕事への熱意がなくなり、やる気がないように見えることが増えます。

優秀な人材は、合理的に考えるため、「今の環境を我慢するよりは転職した方が良い」と考えるようになります。

③コミュニケーションの機会が減る

人間関係があまり良くない環境にいる場合は、嫌気がさしてコミュニケーションを避けている可能性があります。

ランチやイベントに誘っても断られることが増えた場合は、あまり良い傾向ではないかもしれません。

④新しい資格の勉強や別の業界の話をする

優秀な社員は、自分のスキルを磨こうと常に勉強しています。

しかし、自社で扱う事業と全く関係のない資格勉強をしていたり、別の業界に関する話が増えている場合は、転職を視野にいれてる可能性があります。

⑤性格が明るくなる。もしくは暗くなる

評価制度や給与面などで不満がある社員が転職を考えている際に

「今の環境から開放される」

「辞める会社で仕事をするのは苦痛」

などの理由から、急に吹っ切れたように明るくなったり、逆に気力を失ったかのように暗くなることがあります。

⑥仕事中の発言が減る

目の前の仕事をただ淡々とこなすようになります。

転職を決意している場合は、今の会社での評価を気にすることもないため、自然に自発的な発言が減っていきます。

⑦ミスやトラブルが起きても文句を言わず対応するようになった

辞める予定の会社だからという理由で、部下にミスやトラブルが起きても、指導せずに自分で対処することが増えます。

その方が精神的に楽ですし、自分でやった方が早く済むと思うからです。

優秀な社員を引き止めるための具体的な対策

すでに転職先が決まっている社員を引き止めるのは難しいことですが、転職を考えている優秀な社員の引き止めや今後の離職率を改善するための方法を解説します。

①人事評価制度の改定

あいまいな人事評価ではなく評価を見える化することで、これまで不当だと感じていた優秀な社員も納得するでしょう。

この時に、次の4つを意識するだけで、優秀な社員の不満や意欲の低下を軽減できます。

・感覚値ではなく必ず数字を使って評価する

・結果だけにフォーカスするのではなく、仕事への姿勢や業務量も評価内に入れる

・目標制度を設けて社員と会社のビジョンをマッチさせる

・どの程度の評価がつけば、昇給や昇進できるのか伝える

・通常の人事評価では評価できない要素に対する表彰制度を設ける

②新しいことにチャレンジしやすい環境を整える

チャレンジしやすい環境があると、社員のモチベーションが向上します。

具体的には、次の3つの制度です。

・社内公募制度(異動制度)

・プレゼンコンテスト

・定期で行う個別面談

アメリカの心理学者マズローによる欲求5段階説を見ると、人間の欲求には5段階あると解説されています。

新しいことにチャレンジする機会があることで欲求5段階説の中でも最も高水準である第5階層の自己実現欲求を満たすことに繋がるのです。

「新しいスキルを身に着けることで成長できている」

「自分の理想に近づけている」

のように見返りを求めずに自発的に成長できている状態になるため、長期に渡って社員のモチベーションを保つことができます。

③ワークライフバランスの充実

仕事のパフォーマンスを上げるためには、社員がリフレッシュできる制度を積極的に導入しましょう。

・フレックスタイム制の導入

・有給休暇の消費率を高める

・時短出勤

・労働時間の改定

社員自身が社員を大切にする会社と感じられることで、満足度向上と離職率の低下に繋がります。

一般的に休みが多くなると、労働時間が減って仕事が進まなくなると思われがちです。

しかし、内閣府の平成29年度年次経済財政報告書(経済財政白書)によると労働時間が短いほど生産性が高いというデータも出ています。

労働時間が減りつつも成果が上がるのであれば、社員と会社の両方にとってのメリットがあります。令和に入り、DXによって業務効率が著しく上がる事例も多く出てきています。変化の激しい現代を生き抜くためにも、社員のワークライフバランスを充実させることは重要になってきています。

まとめ:優秀な社員を引き止めるために制度を見直しましょう

まずは、社員のもっている不満を徐々に改善しながら、社員がモチベーションや熱意を保つことができる環境を作っていくことが大切です。

優秀な社員を引き止めるために、今の環境を見直し整えていましょう。

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