【必見】定着率が高い会社の3つの特徴と5つの方法

人材と人財

定着率という言葉をご存知でしょうか?

3年で3割が辞めるというのが一般的になってきましたが、もう少し人材の流出を防ぎたい感じることはありませんでしょうか。

今回は、そもそも定着率とはどういったものなのか確認し、定着率が高い会社の特徴と、定着率を高めるために企業ができることを解説いたします。

1.定着率とは

ここでは定着率と離職率の違いを押さえ、定着率を高めるメリットをご紹介します。

定着率の概要

定着率とは、ある一定期間後に従業員が定着している割合を表す指標です。

定着率の算出式は次のとおりです。

定着率(%)=一定期間後に残っている従業員数÷一定期間開始時の入社人数×100

計算例は以下のとおりです。

■A社

基準:4月1日

期間:1年

4月入社人数:10

翌年3月末に残った人数:7人

定着率=7÷10×100=70%

A社の1年間の定着率は70%です。期間を2-3年に伸ばしても定着率が高い企業は、従業員にとって働きやすい企業と言えます。

離職率との違い

よく似た言葉として離職率というのものがあります。

離職率とは、ある一定期間後に従業員が離職した割合を表す指標です。

離職率を算出方法はいくつかあるため、代表的かつ定着率と比較しやすい方法をご紹介いたします。

離職率(%)=一定期間に離職した従業員数÷一定期間開始時の入社人数×100

これを上記A社に当てはめると離職率は30%となります。

定着率が従業員の定着割合に着目しているのに対し、従業員の離職割合に着目するのが離職率です。

定着率を上げるメリット

では、定着率を上げるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

今回はメリット3つをご紹介します。

①優秀な人材の流出を防げる

優秀な人材が留まるため企業の競争力が向上します。

②採用コストが低下する

離職者が減ると採用の機会も減るため、最小限のコストで済みます。

③従業員のモチベーション低下を防げる

残る社員へ負荷がかからなくなり、集中して業務に取り組めるため、モチベーションが向上します。

2. 定着率が高い会社の特徴

では、定着率が高い会社には一体どのような特徴があるのでしょうか。

定着率が高い会社とは辞める理由が少ない会社と言えます。

今回は共通する3つの特徴をご紹介いたします。

同業他社より賃金が高い

一つ目は、同業他社に比べ賃金が高いことです。

同業他社に比べ賃金が低いと、優秀な社員ほどより賃金が高い会社に転職します。業務内容やその他の条件が同じであれば、賃金が高いほうに魅力を感じてしまうのは当然のことです。

業界内でもトップクラスの賃金水準であれば、その他に理由がない限り従業員が辞めることは少なくなるでしょう。

社内の人間関係が良好

二つ目は、社内の人間関係が良好なことです。

面倒な気の遣いや足の引っ張りがある職場で働くのは、誰だって億劫になってしまいます。

反対に、助けあいの精神に溢れていてプライベートでも仲良く付き合える同僚がいる職場であれば、困難も乗り越えられるという方は多いのではないでしょうか。

賃金水準や労働環境が多少悪くても、人間関係が良好だからという理由で退職を踏みとどまる方は一定数存在します。それほど職場の人間関係というのは、定着率に大きな影響を持つといえます。

ワークライフバランスを保てる

三つ目は、ワークライフバランスを保てることです。

どれだけ賃金が高く社内の人間関係が良好でも、ワークライフバランスを保てない職場であれば、心身が不調になってしまう危険性があります。

毎日終電で帰ったり、休日も返上で働いたりということが常態化している会社で働き続けたいと思う方は少ないはずです。

残業が少なく休暇を取りやすい、いわゆるホワイト企業は定着率が高い傾向にあります。

3. 定着率向上のためにできること

定着率が高い会社における3つの特徴をご紹介いたしました。

では、定着率を上げるためにはいったいどうすればでしょうか。

今回は5つのポイントをご紹介いたします。

採用活動の見直し

一つ目は、採用活動の見直しです。

採用した従業員の定着率が悪いということは、採用活動に問題があるかも知れません。

採用される側の性格や将来のキャリアビジョンと、会社の社風と事業ビジョンが一致していないとミスマッチになり、入社しても長くは定着しない可能性が高いです。

学歴や経歴などの書類上の要素も重要ですが、どのような人物なら自社にマッチするのか事前に定め、応募者の人となりを見極める採用活動が重要です。

働きやすい制度や職場づくり

二つ目は、働きやすい制度や職場づくりです。

昨今は職場におけるワークライフバランスが重要視されるようになってきました。プライベートとのバランスを取りにくい会社は、従業員も離れてしまいます。

まずは毎週水曜日をノー残業Dayにする、3日連続以上の有給休暇の取得奨励など、従業員がリフレッシュして気持ちよく仕事ができるような制度を設けてみてはいかがでしょうか。

福利厚生の充実化

三つ目は、福利厚生の充実化です。

ホワイト企業と呼ばれる定着率の高い会社ほど福利厚生が充実化しています。

部活動、カフェテリアポイント、人間ドックの補助など福利厚生の範囲は多岐にわたります。

重要なのは、結果的に従業員がより仕事に力を入れられるようなものを導入することです。

従業員と話し合いの機会を設け、要望を汲み取ったうえで実現可能なものから整備していくのがおすすめです。

従業員の能力に最適な業務を

四つ目は、従業員の能力に最適な業務を任せることです。

チームメンバーの特性や性格を考慮せず、一律に同じ業務を任せることはありませんか?

従業員の強みがその業務に活きるのであれば問題はありませんが、そうではない場合は従業員のモチベーションが低下し退職に至ってしまう可能性があります。

普段からチームメンバーとは積極的にコミュニケーションを取り、キャリアプランや強みを考慮したうえで業務を任せるようにしてみてはいかがでしょうか。

従業員との信頼関係を構築する

五つ目は、従業員との信頼関係を構築することです。

部下が退職したいと話してきたとき、もっと信頼関係を築いておけばよかったと思ったことはありませんでしょうか。

何でも相談してもらえる関係性を築いておけば、退職という決断の前に話してくれる機会があるかも知れません。日頃から積極的にチーム内のコミュニケーションを取り、話しやすい関係性を築いておくことが重要です。

また、常に部下の様子に目を配り、気になった時にすぐ声をかけてあげるといった小さなことでも、上司に対する信頼は増していきます。

4.まとめ

今回は定着率と離職率の違いを押さえたうえで、定着率が高い会社の特徴と定着率向上のためにできることを解説いたしました。

今後競争の激化が予想される企業活動において、定着率が低いと競争力も低下し不利になってしまいます。まずは定着率を高めるためにできることから始め、人材の流出を防ぎ、会社の成長力を高めていくことが重要といえます。

自社の定着率がどれくらいなのか、知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

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